JPTは受験者全員が同じ試験を受け、合否ではなく10〜990点のスコアで現在の日本語力を確認します。JLPTは受験時にN1〜N5からレベルを選び、総合点と各得点区分の基準を両方満たすと合格になります。
JPTとJLPTを比較
| 比較項目 | JPT | JLPT |
|---|---|---|
| 評価方法 | 共通試験を10〜990点、5点刻みのスコアで表示。合否はない。 | N1〜N5のレベル別。総合点と得点区分ごとの基準で合否を判定。 |
| 試験を選ぶとき | 受験レベルを選ばず、現在の能力を同じ尺度で測る。 | N1〜N5から自分の目標レベルを選ぶ。 |
| 出題の中心 | 聴解100問・読解100問、全8 Part。 | 言語知識、読解、聴解。レベルにより時間・問題構成が異なる。 |
| 国内の実施回数 | 公式案内では年12回。地域により異なる。 | 日本国内は通常7月・12月の年2回。 |
| 結果通知 | 公式案内では試験日から約2週間以内に公式アプリで通知。 | 受験地と実施回の案内に従って通知。JPTとは確認方法・時期が異なる。 |
JPTとJLPT、どちらを受けるべき?
学校・会社が試験名を指定している
指定された試験を優先してください。「JPT○点以上」「JLPT N2以上」のように条件が書かれている場合、別の試験へ自己判断で置き換えないことが重要です。
日本語力の伸びを細かく追いたい
JPTは同じ10〜990点の尺度で結果が出るため、繰り返し受験してスコアの変化を見たい人に向いています。国内の受験機会が多い点も特徴です。
N1〜N5という資格レベルが必要
募集要項や社内制度でJLPTのレベルが指定されている場合はJLPTを選びます。JLPTは受験レベルごとに合否が出るため、目標級を明確にして学習します。
まだ提出先が決まっていない
進学、就職、在留手続きなどの目的を先に決め、候補となる学校・会社・制度の最新要件を確認してから選びましょう。試験の知名度だけで決めるより、必要な証明に合うかが大切です。
JPT点数とJLPTレベルは完全に交換できない
JPT公式サイトは受験者調査に基づくレベル比較表を公開していますが、JPTとJLPTは評価方法も問題構成も異なります。比較表は学習目標の参考であり、あるJPT点数を取ればJLPTの同等レベルに自動合格するという意味ではありません。
出願や採用で使う場合は、比較表ではなく、提出先が明記する試験名・点数・有効期限を確認してください。
JPTを選んだ場合の対策
JPTは聴解4 Part・読解4 Partの計8 Partです。まず公式問題例で形式を確認し、Part別練習、時間を測った模擬試験、誤答の復習という順で進めると、弱点を把握しやすくなります。
参照した公式情報
次に読む
JPTを受ける予定なら、JPTの点数と結果の見方も確認できます。